滋賀県平和祈年館 第8回企画展示 「還らなかった友へ」

東近江市下中野町にある滋賀県平和祈年館では、28日より19歳の時に戦地で亡くなった一人の青年の歩みを通じ、戦時下の日本について学ぶ企画展「還(かえ)らなかった友へ」が始まりました。

 

この企画展では19歳の時に戦地で亡くなった一人の青年の歩みを、友人の証言や家族にあてた手紙などの資料で紹介され、そこから当時の暮らしぶりや心情を読み解くことができる。

 

企画のキッカケは同祈年館の学芸員が青年の体験を知り、今の自分たちが感じるような戦争への葛藤や本音に共感、このことをたくさんの人に伝えたいという想いで企画されました。

 

企画展では手紙や写真など資料約140点と、友人から当時の様子を聞き取った証言をパネルで展示しています。

 

学芸員 北村さん
「若者たちの言葉や当時の状況、生活の近くに死がある時代、その中での暮らしぶりを見に来られた方なりに感じてもらえたら。」
【日時】
平成26年6月28日(土) 〜 9月28日(日)

入館無料

【開館時間】
午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

【休館日】
月、火曜日(祝日にあたる場合は会館)、年末年始

【駐車場】
約50台(無料)

〒527-0157 滋賀県東近江市下中野町431番地

TEL 0749−46−0300

FAX 0749−46−0350

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