東近江市瓜生津町 慈眼寺の秘仏。
重要文化財の
「銅造聖観音立像(どうぞう しょうかんのんりゅうぞう)」が
ご開帳されます。
年に一度、法要のときにのみご開帳され、
限られた時間内だけ拝観できるとても貴重な機会です。
今年は2月11日(日)、午前9時30分から11時まで
1時間30分間だけのご開帳です!
慈眼寺の秘仏 重要文化財の「銅造聖観音立像」は
滋賀県内で6件ほどしかない金銅仏(こんごうぶつ)で、
たて39.8cmと、これほど小さな像は珍しいそうです。
県内でも最古級と考えられ、歴史的背景もすごい。
寺伝によると。。。
近江の守護・佐々木六角氏の念持仏であったとされ、
佐々木氏滅亡のとき、毛利知行という侍がこの像を守り、
敵兵に追撃されて仏像とともに池に飛び込んで死んだ。
その後、夢のお告げがあったという慈眼寺の僧が像を引き上げ
寺の本尊にしたとされている・・・
そして『近江蒲生郡史』では、
この像はもともと、小脇町の金柱御堂に祀られていた
狛長者の念持仏あろうと推論していて
おそらく佐々木氏が譲り受けたものだとされている・・・
と、かなり由緒あるもののようです。
そしてとってもうつくしい。
ご開帳には県内外からも訪れる人がいるほど!
写真は残念ながらアップできないので、
ぜひ2月11日(日)ご自身の目でご覧になってください。
■慈眼寺「銅造聖観音立像」ご開帳
【日 時】2月11日(日) 9:30~11:00
【場 所】東近江市瓜生津町1259 慈眼寺会館
【お問い合わせ】東近江市歴史文化振興課 0748-24-5677