12月9日(月)学校交流会が八日市南高校で行われました。
参加されたのは、八日市高校、滋賀学園高校、八日市南高校の市内3校。
学校交流会ははじめての取り組みということです。
参加されたのは、八日市高校と滋賀学園高校は生徒会のみなさん、八日市南高校は地域支援活動部のみなさん。
少し緊張のなか、まずは自己紹介からスタートし、各高校の活動紹介にうつりました。
八日市南高校地域支援活動部は、今年の能登半島地震について、現状の様子などを報告。
ボランティアに行かれた8月の様子を写真とともに報告。
続いて八日市高校生徒会執行部のみなさんが活動紹介。
東近江市のいろんなお店とのコラボ商品の開発や商品の紹介、またコラボからの影響などを紹介されました。
続いて、滋賀学園高校生徒会のみなさんによる活動紹介。
エコキャップ回収から発展途上国へのワクチンにつながる流れなどを紹介されました。(エコキャップ約1.5kgで220円、これで1人分のワクチンになるそうです)
その後、各班に分かれて「しがマイ・タイムライン」を作ることに。
「しがマイ・タイムライン」とは、滋賀県で起こりやすい災害などについて学びながら、一人ひとりに合った避難の準備から避難完了までの行動計画を作成するツールです。
まず、防災士でもある八日市南高校の田村先生より各災害のケースについて説明。
そして、資料とスマホを用意して災害リスク確認シートを記入し、自分の住んでいるところの災害リスクを確認していきます。
次に避難計画を立てます。
避難するときに考えること、方法、避難の際に必要なもの(一人ひとり違う)を班で話しあい発表となりました。
次に準備計画から発災→避難するまでをシートに記入。行動計画をシュミレーションして書いていきました。
今回は「しがマイ・タムライン」を使っての交流会となりました。
最後に八日市南高校 田村先生より総評として、被災地へ行ってみての話。
高校生の評価が現地でもすごく高かったということ。
現地の被災している高校生たちがすごく力になってくれて、頼りになったという意見をたくさん聞いたということ。
高校生は守られる立場から守る立場へとなっている。
これから、これを機に各校が情報を交換していけたらと思う。と話されて締めとなりました。
同じ志を持った高校生たちが手と手を携えて、こういった取り組みが増えてほしいなと思いました。