「2014年東近江大凧まつり」が25日、午前9時20分から東近江市栗見新田町のふれあい運動公園にて開催され、約42000人の来場者で賑わいました。
開会式のあと、オープニング大凧揚げとして八日市高校40周年記念の20畳敷東近江大凧揚げで祭りが開幕。
38チームが「大凧まつり大賞」を目指してデザインや、判じもんを競うミニ東近江大凧コンテストの図柄審査、
1都2府17県より60団体の凧名人約200人による各地の郷土凧や自慢の凧の競演が繰り広げられました。
今年の参加団体の中には海外から来られたラリ•セシルさん(フランス パリのケ•ブランリ美術館の研究者)とポール•チャップマンさん(イギリスの凧研究者)もおられ、お二人とも日本の凧文化の調査研究をされています。
メインの百畳敷東近江大凧は3年ぶりにデザインを新調。
上部に2羽の向き合う燕つばめを、下部に漢字「繋」を描き、「縁あって(燕えん合って)繋つながる」との願いを込めた「縁あって繋がる」の初飛翔でした。
計6回行われ、14時10分に行われた4回目が高さ48m、滞空時間1分で今年一番の飛翔でした。(過去の最長滞空時間は平成5年の2時間5分、過去の最高高度は平成10年の300メートル)
初めて100畳敷大凧の引き手として参加された八日市南高校3年生の岩根知咲さん、駒端樹さん、岡林聖佳さんは「午前中の3回はあまり飛ばなかったど、午後からは自分が凧に引っ張られるくらい高く飛んだのでうれしかったです。たくさん走って疲れていたけれどもわくわくしました」と高く飛揚した大凧に対する嬉しさを笑顔で話してくれました。
2014 ミニ東近江大凧コンテスト審査結果は以下の通りです
【大凧まつり大賞】
能登川地区体育協会
【準大凧まつり大賞】
株式会社スリーボンド 京都支店
【ジュニア大賞】
玉中•聖中•船中•による「中学生つどいの場」実行委員会(子ども主体)
【判じもん賞】
御園風神会
【入賞】
株式会社 京都銀行 八日市支店
凸印刷株式会社
東近江市議会議員互助会
一般社団法人 滋賀県作業療法士会
メニックス株式会社チームA
【東近江大凧保存会長賞】
未来へ駆ける五個荘小学校Bチーム
東近江少年センター
八日市南高校 ムラサキクラブ
【東近江大凧開館長賞】
連合滋賀第4地区地域協議会